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最近の墓地の傾向について

墓地は必ずしも、自分が住んでいた近くに建立できるとは限りません。その家系の先祖代々の墓に入る習わしがある家にとっては、極端な話、全く見知らぬ土地の墓で眠らざるを得ない状況があるのです。核家族が進んでしまった現代では、なかなか先祖代々の墓にみんなが入ることは困難だと言えるのです。そのため現代は、自分の代から新たに墓地を購入することを検討する人も多く存在します。最近の墓地の販売広告を見ていると、この時代に則したものが多くあることに気付かされます。日本は近年、一大ペットブームと言われています。二人以上の世帯において48パーセントが何かしらのペットを飼育している状況だと言われているのです。街中でも頻繁に犬を大事に抱えたり、楽しそうに散歩する姿をよく目にします。そのためお墓でも、大事に愛してきたペットと一緒に眠ることのできるものが販売され、人気を集めているのです。

またペットと一緒に眠れるお墓の販売は稀少であり、競争率も高くなかなか購入するのが難しい状況にあります。しかし今後もペットブームはまだまだ続く事が予想されるので、こうしたペットと一緒のお墓の販売は増加すると言えるでしょう。また墓地は、末永く墓参りする人を想定して、高齢者にとっても足元が悪くならないよう配慮したバリアフリー型の墓地が作られ販売されているのです。愛する妻が天国に先立ち、自分も足腰が弱く車いす生活であっても、お墓がバリアフリーである為気軽に車いすでお参りできるのです。高齢化社会が深刻化する日本において、とても理にかなったお墓のスタイルだといえるのです。また最近は様々な価値観やライフスタイルが尊重される社会になってきています。そうした価値観の尊重は墓石にもみることができるのです。昔は墓石と言えば和型墓碑が一般的でした。しかし最近では個性を表現したい、従来の固定観念に縛られたくないといった理由から洋型墓碑も売れるようになってきているのです。また自分の好きなデザインや形をオーダーする新型墓碑も注目を集めています。時にはガラスを墓碑として用いる人もいるほどなのです。また近年は身よりのない、天涯孤独な人も多く存在しています。

そういう人々には永代供養墓といって親族に代わって長年にわたり供養してくれる墓なども注目されているのです。このように墓地ひとつとってみても、近年の時代や社会情勢、価値観が色濃く反映されているのです。自分の死後、何を重視するのか、また遺族への配慮も忘れずにお墓を選び購入したいものです。

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